興味本意で読まず仕舞いとなった小説

私は、本を読む習慣が全くと言っていいほどありませんでした。
しかし、中学高校と朝読書と言って登校し朝のホームルーム前に5分から10分ほど読書をするという時間が設けられていました。
そこで、本を読んでいないと先生からの注意をいちいち受けなければならなかったのです。
なので私は席の近い友人から本を1冊借りて読んだふりというのを繰り返していました。
開いた本
そうすれば、面倒ごとに巻き込まれないだろうという浅はかな考えです。
しかし、ある時借りた本が無駄遣いのきっかけになりました。
たまたま、借りた本の4~5ページほど読んだ時、その世界に入り込んだかのように読むことに集中してしまいました。
私が小説を読むことに抵抗があったのは、いちいち登場人物を浮かべながら読むことがあまり好きではなかったからです。
なので、読むとしたらマンガでしたし、それすらも面倒がってアニメやドラマを見ていた方が私としては面白いと思っていました。

でもその小説は登場人物を思い描きながらという感じではなく、自然とドラマやアニメを見ているかのような感覚に陥りました。
そこからは、その本は休み時間や隙あらば授業中にも読んでいました。
そして、本を読み終わり作者を確認した後に、書店に向かいその作者の本を5冊ほど購入しました。
きっと、作者の書き方が自分の捉え方にピッタリハマっているのだろうと考えたため習慣が無いのにも関わらず多めに購入してしまったのです。
帰ってすぐに1冊目に手をつけ次の日には読み終わりました。

ここまでは、良かったのですが、なかなか次の本に手を出せず、次第に最初の衝撃も薄れていき、全ての本を読み切ることなく学生が終わってしまいました。
今ではどこへしまったのかも覚えてない始末に。
自分の習慣にないものを欲張ってしまったがための無駄遣いだったのかなと今では思います。